2018年、漫才コンクール「M-1グランプリ」の放送終了後、出演者2名がSNSで特定の審査員に対して、暴言を吐いたと話題になりました。
私はあまりテレビを観ないので、ネットでその騒動を知りました。その騒動を知った後も、特にその動画を観た訳ではではありませんが、自分に置き換えて少し考えてみました。
一般の人なら就職の面接と同じ
普通の人に置き換えてみると、就職したい会社に応募して、面接して、落とされるということ同じです。
面接を落とされたからといって、その会社や面接担当者の悪口をSNSで流すでしょうか。
一般常識があれば、やはり、そのような行為は取らないことが普通かなと思います。悔しくて、親しい人には、愚痴として話すことはあると思いますが、不特定多数の人に知らせることはないです。
審査員も面接担当者も好みがある
審査や面接で、その担当者の「好み」があるのは、当然です。
会社の面接で、本当に優秀な人を選ぶのであれば、筆記テストを行い、得点上位者を選べば良いのですからね。
決して「賄賂」を送ったり、自分を捨ててまで「面接官に気に入られろ」と言うつもりはありませんが、やはり、面接官にも「好み」があることを念頭に置く必要はあるかと思います。
それは「顔」かも知れませんし、「服装」かも知れません。「熱意」かも知れません。担当者はさまざな要素から選んでいるのです。
だから、いくら自分で優秀だと思っても、面接官の好みや波長と合わなければ、落とされることも充分考えられます。面接官を逆恨みする必要など全くないのです。
そういう時は、その会社とは「縁」がなかったと諦め、次の行動に移したほうが良いですよね。
今回の騒動も、活躍の場が「M-1グランプリ」だけではないので、次の場で活躍できるように行動すれば良かったのではないかと思います。
騒動の後が大事
あくまでネットの情報だけですが、騒動の後、暴言を吐いた出演者が、毎晩「泣いている」などと報じられていました。
もし万が一、ここで、辞めるようなことがあれば、審査員をまた、騒動に巻き込むことになります。
そんな意図がなくても「あの審査員のせいで、辞めた」というように捉えてしまう人もいますからね。もし辞めるのであれば、3~4年後、騒動とは全く関係なくてはなりません。
そういう意味では、逆に今は辞めることが出来なくなったということです。
活躍するしかない
それでは、どうすれば良いのか。「活躍」するしかないと思います。「許してもらう・もらわない」とは関係なく、もし本当にその道が好きならば、続けていくことが大事な気がします。
その頑張りに、いつか審査員が歩み寄ってくれるかも知れません。もし歩み寄ることがなかったとしても、その経験は芸の幅を広げてくれるのではないかと考えます。
暴言を吐いてしまったことは、消すことが出来ません。とにかく、今は「活躍」できるよう精進することが、審査員に対する「お詫び」になるのではないかと思います。
最後に
今回は、「M-1グランプリ暴言騒動」について、自分なりに感じたことを書いてみました。
「言葉」は「言霊」といって相手に伝わりますからね。
普段、自分の言動に気を付けるように心がけてはいますが、今回の騒動を受け、改めて、気を付けなくてはいけないと感じたところです。