いつの時代も「ダイエット」という言葉が存在します。
今回は、このダイエットについて考えてみます。
様々なダイエット方法
世の中には、いろいろなダイエット方法が存在します。
例えば、カロリーや糖質などの食事を制限して痩せる方法。
また、一食、ごはんの代わりにりんごやキャベツに置き換えるダイエット方法もあります。
他には、1日3食の所、2食もしくは1食に減らす方法などもあります。
また、ランニングしたり、水泳などの有酸素運動して痩せる方法もあります。
この様に、世の中には、ありとあらゆるダイエット方法が存在します。
ダイエットが続かないのは当たり前
この様に取り上げたダイエット方法ですが、おそらくその効果はあると思います。
ただし、続ける事が条件です。
どの方法も、そのダイエット方法を止めた時点で、体重は戻ってしまいます。
そもそも、ダイエットは一時期的なものです。
通常の生活に制限を加えるからです。
痩せようと思っている人は永続的にその体重・体型を維持したいと願っているのが普通だと思います。
中には、この夏だけ痩せて、水着を着たいとか、同窓会があるので、その時だけ格好良くなりたいという人は、それで良いと思います。
しかし、永続的に希望している人は、その体型を維持しようと思えば、その制限を続けなくていけません。
それが、困難だからダイエットは続かないのです。
ダイエットはやる意味がない
この様にダイエットは、何らかの制限をかける事でその効果を発揮します。
制限をかけるという事は、何らかの我慢をする事です。
短い期間だったり、期間が決まっている場合は、我慢する事は可能でしょうが、期間が決まっていなければ、当然、我慢できなくなり、ダイエットは失敗に終わります。
期間が決まっていれば、その時は一時的にダイエットに成功しますが、制限を解除した途端に体重は戻ります。
一方、期間が決まっていなければ、我慢できなくなり、失敗に終わります。
この様に、一時的に効果を望む人以外はダイエットは意味が無いのです。
ダイエットではなく習慣化を目指す
それでは、痩せたい人はどうすれば良いのか。
それは、どんな方法であろうと、習慣化を目指す事です。
制限ではなく、通常の事にしてしまうのです。
3食の所、我慢して2食にするのではなく、健康の為に敢えて2食にするのです。
カロリーや糖質も痩せる為に我慢して減らすのではなく、取り過ぎは体に悪いから減らすのです。
運動も同じです。
痩せる為にが我慢して、ランニングをするのではなく、走ると気持ち良く、健康にも良いから走るのです。
この様に我慢するのではなく、習慣化すれば良いのです。
そうすれば、通常の事ですから制限する事もなく、永続的に健康や体型を維持出来ます。
ヴィーガン生活とランニングの習慣化
私は現在、ヴィーガン(完全菜食主義)ですが、ヴィーガン・フルータリアンになった初めの頃、体重が3か月で30㎏痩せました。
しかし、これはダイエット目的という訳ではなく、食生活の改善を行なった結果、体重が30㎏減ったというだけなのです。
なので、当然、我慢したり、制限したり無理する事がなかったので、その習慣が続き、4年半経った今でも、当時と同じ体重・体型を維持しています。
そして同時にランニングもしていますが、こちらも体重・体型維持が目的ではなく、体を鍛える為に行っています。その為、続ける事が出来るのです。
因みに、体重が減ったのは食事によるもので、ランニングは体重が減った後に始めました。
これは個人的意見ですが、体重を減らすには、運動より食事の見直しの方が効果があると考えています。
決して、運動が必要ないという訳ではなく、運動は体力維持の為と考えた方が良いのではと思っています。
食事・運動について考え方を変え、習慣化しよう
今回は、決して、様々なダイエット方法を否定するつもりで書いた訳ではありません。
その様々な方法を我慢して行っても、結局は続かず、失敗に終わり、やる意味がありません。
やるだけ時間の無駄です。
それよりも、食事、運動についての考え方を変え、永続的に続けられる様、習慣化する事の方が大事です。
そうすれば、もう我慢する事もありませんし、ダイエットで悩む必要もありません。
もし、みなさんの中で、ダイエットで悩む人がいたら、是非一度、習慣化について考えてみて下さい。
もしかすると、もうダイエットで悩まなくなるかも知れませんよ。