みなさんはどのような時に幸せを感じますか。
幸せの定義は人それぞれで、家族と一緒に生活出来れば幸せという人もいれば、大好きな旅行が出来れば幸せという人もいます。
私の場合は、旅行が大好きで学生の頃から海外も含めて旅行していました。
50歳になろうとしている今でも近場の台湾などに出かけています。
しかし、歳を重ねるにつれ、これって幸せなのかなと思う様にもなりました。
確かに旅行は大好きなのですが、幸せという意味では違うのかなと感じる様になったのです。
日常の中にある幸せ
それは最近、歳を取ったせいか、日常の出来事や身近なものに幸せを感じるようになったからです。
地元の野菜を使って料理している瞬間、その料理を食べている瞬間、家の近くの河川敷をただランニングしている瞬間、近所の友達と話している瞬間、身近な人の良さを発見出来た瞬間、そういう時に幸せを感じる様になりました。
これまでの私は、幸せを外部に求めていたのでしょう。
旅行に行く事で非日常という刺激を受け、表面上、幸せな様に感じていただけなのかも知れません。
しかし、歳を重ねようやく幸せは自分の心の内部にあるという事に気付きました。
それは非日常の中にではなく、普段の生活の中で普通の事が普通に出来る事が一番幸せだという事にです。
普段の何気ない事にでも自分の心は満足すれば、それだけで充分幸せなのです。
もちろん旅行する事で心が満たされ事もありますが、日常の生活の中や身近な出来事の中にもいっぱい幸せが詰まっていたのです。
それを今までは見落としていました。
幸せは何か特別なものと思っていたのかも知れません。しかし幸せは特別なものではなく、誰にでもある日常の生活の中に存在していたのです。
幸せは自分の心の中にある
決して旅行する事が幸せではないと言うつもりはありませんし、私自身も大好きな旅行を続けていきます。
ただ今回は、幸せは日常の中や身近なものにもいっぱい存在し、それを幸せと感じるかはその人の心次第という事に私自身が気付いたという事をお伝えしたかったのです。
だから既にこの事に気付いている方も多いと思いますし、今回はこれまでの私自身の反省を込めて書いてみました。
私はこれまで幸せは何か特別なものとして捉えていましたが、実は幸せはその人がどう捉えるかといった心の内部に存在する事にようやく気付く事が出来ました。
ということは、これから日常の生活の中から幸せをいっぱい見つける事が出来るという事です。
なので、1日1日幸せを探し、その幸せを噛みしめながら生活を送っていきたい、そんな風に今は感じています。