日常の中の気づき

楽しさの秘訣は自分のペースを守ること

ランニングをしていると、いろいろな事に気付かされます。

今回は、そのうちの一つを紹介します。

ペースを下げたら楽しさに変わった

ランニングをすると、人間の欲なのか、走れば走る程、やはり、より速く、より遠く走りたいと考えます。

その考えは、ランニングを始めた頃からありました。

なので最低でも、前回のランニングと同じ距離・速さ(ペース)、もしくはそれ以上になるように、日々、ランニングしてきました。

しかし、ある日、股関節と膝に若干、違和感があった事と、風が強かった事もあり、無理せず、いつものペースを下げ、ランニングしてみました。

普段は、ランニング直後から、息が上がるペースで走っていたのですが、その日は、走りながらでも話が出来る、そんなペースでした。

その為、川で餌を探している水鳥、空でゆったりと飛行しているとんび、グランドでサッカーしている少年、キャチボールしている親子などの風景をゆっくり見ながら走る事が出来ました。

おそらく、この様な風景は、いつもと変わらない風景なのでしょう。しかし、普段、自分の力量以上のペースで走っているので、そこまで見る余裕がないのです。

しかし、その日はそんな風景を見ながら、自然の豊かさ、日常の幸せを感じる事ができ、息も上がらない事もあり、ランニングする事が本当に楽しいと思いました。

それまでのランニングは苦しいの一言でした。苦しいけども、走り終わった時の達成感があったので、続けてきました。

これまでは、より速く、より遠く走る事に喜びを感じていましたが、楽しいというよりも、苦しい気持ちの方が強かったです。

苦しいのになぜ走るのか。それは達成感を得るため、そんな感じでした。

しかし、自分の本来のペースにすると、苦しいというより、楽しいに変わりました。

息も上がらず、周りの風景も楽しめます。

その為、前日まで5㎞のランニングでしたが、息も上がらないので、結局その日は10㎞走る事が出来ました。

10㎞以上まだまだ走れそうでしたが、3年ぶりのランニング再開直後という事もあり、10㎞でその日は止める事にしました。

この様に、ようやく私は、自分のペースに合わせると、より遠く、しかも楽しく走れるという事に気付きました。

それまでのペースは、私にとって速すぎたのです。

もちろん、私がタイムを競うアスリートなら話は別です。しかし、私はただのファンランナーです。

ランニングを楽しむ事が本来の目的でもあり、その方が長続きします。

そんな事を私は忘れていたのですね。

ただ、人間ですから、どうしてもより速く走りたいという欲が出てしまいます。

なので、ペースを上げてトレーニングするランニングと風景を楽しむファンランニングを上手く使い分けながら、続ける事が出来ればと今は考えています。

背伸びしていませんか

実は、この今回の気付きは、ランニング以外の事にも同じように言えます。

何事も自分のペースが大事であり、その方が楽しめるという事です。

どうしても、人間は見栄を張ってしまい、背伸びしがちです。

でも、それは自分の力量以上の為、ついていくのに精一杯で、楽しむ余裕がありません。

しかし、自分のペースで行えば、より周りをじっくり観察する事ができ、より楽しめます。

もちろん、自分に負荷をかける事で、人は成長出来ます。

詳しくは 「少しの負荷をかけることで人間は成長できる」

しかし、負荷ばかりでは、楽しむ事は出来ません。

やはり、負荷をかける事と楽しむ事を上手く使い分ける事が必要です。

なので、楽しむ時は、自分のペースを守る事が大切だとも言えます。

人間は、どうしても周りの目を気にして、周りのペースに合わせてしまいます。

しかし、楽しむ時位は、自分のペースを保ち、より楽しむ事が重要です。

どうです。みなさんは背伸びしていませんか。自分のペースを守っていますか。

もし、少し苦しいと感じていたなら、少しそのペースを下げてみてはいかがですか。

もしかすると、自分に合った丁度良いペースになり、楽しくなるかもしれませんよ。