私たちは、普段から、何らかの形で「アウトプット」しています。
今回は、この「アウトプット」がどうして大事なのかみていきたいと思います。
「アウトプット」は「自分を想いを表現する」こと
「output」を辞書で引くと、「生産」「出力」と出てきます。
ただ、現在の日本語では、「出力」の他、「発信」「何かを生み出す」という意味で使われることも多いかと思います。
例えば、英語の勉強で、知識を頭に入れるだけでなく、口に出して発音することが大切だという時も「アウトプット」と言います。
また、ビジネスシーンで、今まで学習した経験や知識を結果につなげるという時も「アウトプット」と言います。
また、自分の持っている「想い・考え」を外に出して表現する、これも立派な「アウトプット」です。
そういう意味で、ブログやYouTubeで、情報・知識を発信することもアウトプットですし、楽器を弾いたり、歌ったりすることも、外に表現するという意味で、アウトプットです。
「百番目のサル」の話
ここで突然ですが、ケン・キーズ・ジュニアの「百番目のサル」の話をご存知ですか。
内容は以下の通りです。
日本の幸島(宮崎県)に野生ザルが暮らしており、研究者がサツマイモを砂の上に置いて与えていました。
サルたちは、芋は好きでしたが、砂や土は嫌いでした。ある日、生後18か月の若いメスザルが芋を洗うことで、その問題が解決することを発見しました。
そのメスザルは母親に、その技術を伝えました。
また、遊び仲間たちもこの方法を学び、それぞれの母親に教えました。
瞬く間にすべての若いサルと子供の真似した親だけに、このことが伝わりました。
これが1952年から1958年の記録です。
それが1958年秋になって、幸島でこれを行なっていた少数のサルの数が臨界点(ワトソン博士は任意に100匹とした)に達し、突然、島中のほとんどのサルが、それ以上の伝搬行動なしに芋を洗い出したのです。
その島だけに限って発生したことであれば、何らかのコミュニケーションがあったに違いありません。
しかし、同時に幸島周辺の島々のサルたちも芋を洗い出したのです。さらに本州の高崎山のサルまで芋を洗うようになったのです。
地球には「グリッド」が張り巡されてる
それではなぜ、コミュニケーションなしに、伝搬(波動が伝わり広がること)したのでしょう。
信じられないかも知れませんが、地球の外側に「グリッド」と呼ばれる点が格子状に張り巡されているからです。
この惑星グリッドは、惑星を包み込むエーテル結晶構造体であり、どんな生命種の意識も支えることができます。
なので、サルたちの芋洗いはこのグリットを通して伝達したと考えられます。
今の科学技術から、このことを説明することは、とても難しい事と思われます。
百番目のサルの話や惑星グリッドについては、ドランヴァロ・メルキゼデク 著「フラワー・オブ・ライフ ― 古代神聖幾何学の秘密(第1巻)」に詳しく書かれています。
この本は、惑星グリッド以外にも、宇宙や地球を知る上で、また何より、私たち人類を知る上で重要な事が書かれているので、是非とも一度、読んで頂きたい本です。
想いは伝わる
このように、特段のコミュニケーションがなくても、意識は伝わるが出来ます。
ということは、「アウトプット」の話に戻すと、私たちが発信した想い・考えは、グリッドを通して伝わることが出来るのです。
もちろん直接、伝えた方が効果が高いかも知れません。
しかし、コミュニケーションなしでも伝わるということが重要なのです。
例えば、「平和を願う」とか「彼の病気が治ってほしい」とか直接行動できないことでも、「想い」を発信することで、そしてその数が多くなればなるほど、その「想い」は相手に届き、広まっていくのです。
良き想いをどんどん発信しよう
このブログもそうですが、まだ多くの人の目につきません。
だけど、平穏な世界であってほしいという「想い」だけは、これからも発信していきます。
なぜなら、決してブログを読む人が少なかったとしても、書くこと(アウトプット)で、その「想い」を広めたいからです。
同じように、YouTubeで「良き想い」を伝えたい人は、視聴者が少なくても、動画をアップすることで、その「想い」を広めることが出来きます。
また、音楽も同じです。「良き想い」を音楽で表現したい人は、たとえ、聴く人が少なくても、どんどん表現することが大切なのです。
まずは「アウトプット(発信)」しよう
このように、様々な形で「良き想い」を発信すれば、たとえ、コミュニケーションが少なくても伝わる可能性があるのです。
そのためにもまずは、自ら「アウトプット(発信)」することです。
伝達するといっても、「アウトプット(発信)」しなければ、何も始まりません。
普段から、「良き想い」はあるんだけど、なかなか行動できないという人がいたら、どんな方法でもいいので、表現してみて下さい。
「良き想い」はきっと伝わりますよ。