魂の年齢とは
みなさん、「魂の年齢」という言葉を聞いた事はありますか。
これは、生まれ変わった(輪廻転生)回数によって、魂にも年齢(レベル)があるという事です。
当然、生まれ変わり回数が多いという事は、経験値も増えますので、魂の年齢も上がります。
そんな魂の年齢ですが、大きく5つのレベルに分ける事が出来ます。
① 乳児期(原始的)
② 幼児期(依存的)
③ 青年期(富、名声、権力を得ようとする。現代の成功者)
④ 成熟期(内部に成熟を求める。人生の困難に立ち向かう)
⑤ 老年期(自由主義、楽観的。人に教える知恵を持つ)
その為、子供の方が、親よりも魂の年齢が上という事もあります。
その場合は、人生について、親が子供に教わる事になります。
誰もが経験する順調な人生
世の中、周りを見渡すと、仕事が順調だったり、お金に不自由していなかったり、幸せそうな家族だったりと、つい羨ましく思う時があるかと思います。
そして、そんな場面では、なぜ自分だけがこんな辛い人生なんだろうと考えてしまいます。
そんな順調な人生を送っている人、特に会社の経営に成功している人やテレビで活躍している人は、魂の年齢でいうと、大抵、青年期の人です。
反面、何かと人生に困難が多い人は、魂の年齢でいうと、大抵、成熟期の人です。
この様な成熟期の人は、既に過去世で、富や名声を得るような社会で活躍する人生を送りました。
そんな人生を送ったからこそ、今こうして、成功より内部に成熟を求めているのです。
なので、他人の順調な人生を羨んでも仕方がない事なのです。
言い換えれば、現世、順調な人生を送っている人は、あと数回も生まれ変われば、成熟期に入り、困難な人生を歩む事になります。
そして、同じ様に、現世、魂の年齢が幼児期で依存的な人も、あと数回も生まれ変われば、青年期に入り、富や名声を得るような人生を歩む事になります。
そういう意味では、どの魂も平等という事になります。
魂が生まれ変わる意味は、魂が自身を磨き、成長する事です。
その為には、楽な人生だったり、辛い人生だったり、様々な人生を味わう必要があります。
なので、他人の人生を羨ましく思っても意味がないのです。
なぜなら、先程、説明した通り、他人の羨む人生は、既に経験したか、もしくはこれから経験するであろう人生だからです。
自分のレベルに合った困難
この様に、私達は、それぞれの魂の年齢に合った人生を送ります。
そして、それは魂の年齢が上がるにつれ、困難な人生になります。
しかし、その困難な人生を突破する事で、さらなる高次の世界へ向かう事が出来ます。
これは、学校の試験と一緒ですよね。
高校1年生は、高校1年の問題を解いて、2年生に上がります。そして2年生の問題を解いたら今度は3年生に進級します。
高校3年生が既に合格した1年生の問題を解いても、簡単に解けてしまい、学力向上にはつながりません。
やはり、その学年のレベルに合った問題が必要なのです。
人生の問題(困難)も、それ以上でもない、それ以下でもない、その魂のレベルに合った内容になっています。
だから、冷静に考え対処すれば、必ず解ける問題なのです。
その為には、他人の人生を気にすることなく、まずは自分自身の問題に集中して取り組む事が重要なのです。
自分の人生を味わい、自分ストーリーを完成させよう
みなさんはどうですか。
私は、他人の人生を見て、つい羨ましく思う時があります。
しかし、そういう時は「そんな羨む人生は既に経験したんだから」と自分に言い聞かせるようにしています。
他人の人生を羨んでも、何の問題も解決しませんし、何も変わりませんからね。
だから、そういう時は、自分に与えられた人生を味わい、自分ストーリーを完成させることに集中します。
もし、みなさんの中に、私の様に、他人の人生を羨む人がいたら、私と同じ様に「そんな羨む人生は既に経験したんだから」と自分に言い聞かせて、まずは目の前の自分の課題に取り組んでみて下さい。
すると、きっと、新しい自分の道が開けるのではないかと思いますよ。