ある日、ネットニュースを見ていたら、「大人になったらなりたい7位に陸上選手が急上昇」という内容の記事が載っていました。
これは、小学生以下の子どもたち1000人を対象とした「大人になったらなりたいもの」アンケート(第一生命調査)で、男子のなりたいものとして「陸上選手」が7位に入ったという内容です。ちなみに前年度は36位だそうです。
センスや感性を感じる今時の子供達
このニュースを見た私の率直な感想は、「昔では考えられない」「今の子供は感性がある」です。
陸上選手がなりたいものトップ10にランクインするなんて考えられないと、私と同じ世代の多くの人は思うのではないでしょうか。
第一生命さんのランキングを見ましたが、男女通してトップ10の中にスポーツで入っているのは、男子1位サッカー選手、男子2位野球選手、男子7位陸上選手のみです。
現在の活躍からすると、テニスやフィギュアスケート選手が入っていてもおかしくはないのにランクインしていません。
そんな中に、陸上選手が入っていたのですから本当に驚きです。
確かに、最近の陸上界は、短距離では男子リレーがリオ五輪で銀メダルを取ったり、マラソンでは設楽悠太選手と大迫傑選手が日本新記録を更新しそれぞれ、報奨金1億円を受け取るなどの活躍があったのも事実です。
そして、陸上界も以前とは違い、個別にプロ契約する選手も多くなりました。しかし、野球やサッカーのようにプロとして活躍するというイメージはまだありません。
正直、なぜ陸上選手なのかは分かりません。
しかし、陸上選手を選ぶ所が、今時の子供達のセンスや感性を感じます。
小学生に直接聞いてみないと分かりませんが、お金を稼げるという基準では選んでいないのではと個人的には思っています。
すると、単純に格好良いということなのでしょうか。
理由は分かりませんが、これまでの概念に囚われな所が素晴らしいと思います。
公務員ランナーからプロランナーへ
このなりたいランキングのニュースと同じ頃、公務員ランナー・川内優輝選手が埼玉県庁を辞め、プロランナーになるというニュースも話題になっていました。
おそらく、川内選手は陸上に興味ない方でも知っているのではないかと思う位、有名なランナーですよね。
その川内選手が32歳にして、安定の公務員を捨てて、プロのランナーになると言うのです。
若い時、競技に打ち込んで、その後、安定の公務員を目指すというならば分かります。
しかし、川内選手はその逆です。
確かに、プロになれば、レース賞金以外に、スポンサー契約もあるかと思いますが、川内選手の場合は、純粋に競技に打ち込みたく、プロになったのではないかと個人的にはそう考えています。
本当の所は分かりませんが、ただ、この事は、先程のなりたいものランキングの小学生のセンス、感性と同じものを感じます。
これまでの固定観念に囚われる事なく、自分の感性を信じて行動している様に感じます。
新しい時代を迎えるには明るい材料
この様に見てくると、これまでの古い考え方や安定と言ったものが、少しずつ消えつつあるのかも知れません。
この事は、2012年12月、アセンション(次元上昇)した地球にとっては、むしろ歓迎すべき事です。
詳しくは 「世界一簡単なアセンションの解説」
これからの新しい時代は、ひらめき、直観が重要視されます。
そんな中、なりたいものに陸上選手を選ぶ小学生や川内選手みたいな、固定観念に囚われな人が現れてきた事は、新しい地球を迎えるには、とても明るい状況と言えます。
おそらく、地球のアセンションした今、この様な流れは続く事でしょう。
私も、この流れに乗り遅れない様、是非、感性を豊かにして、生きていきたい、こんな風に思います。