私は3か月のフルータリアン生活から、4年5か月の果物・野菜食を経て、2019年6月から玄米食を加えることにしました。
詳しくは 「フルータリアンから玄米食(ヴィーガン)に変えた理由」
4年以上お米を食べていなかったので、どうなるのか心配していましたが、今のところ、体調も良く、玄米食に変えて良かったと感じています。
今回は、フルータリアンから玄米食に変え、良かった点をまとめてみました。
良かった点
良かった点① 玄米4合食べても体重が変わらない
これまで、お米を食べるとお腹が重く感じ、体重も増えるのではないかと心配していましたが、玄米も体に馴染み、4合食べても体重が変わりませんでした。
これまで、体重55㎏台をキープしてきましたが、玄米食に変えても、55㎏台を維持しています。
ただし、玄米の量は、その人の活動量によって変わってくると思います。
私の場合、かなりの肉体労働なので、軽作業の人が4合食べたら、おそらく体重は増えると思います。
なので、その人に合わせた食事量をまずは知る事が大事なのではないかと思います。
良かった点② 効率よくエネルギーを得ることができる
もちろん、果物や野菜にも炭水化物があり、エネルギー源となりうるのですが、玄米とは比較になりません。
果物や野菜で、玄米と同じエネルギー量を得るには、相当な量を摂取しなければなりません。
そういう意味で、玄米は効率良くエネルギーを得ることが出来ると言えます。
良かった点③ トイレに行く回数が減った
フルータリアンや果物・野菜食だと、どうしても水分が多く、トイレに行く回数が増えます。
その為、夜中2~3時間おきにトイレに行くことになり、睡眠の妨げになっていました。
しかし、玄米食にすることで、必然的に果物、野菜の量が減り、その分、水分が減り、トイレに行く回数も減ったと考えられます。
また、便通に関しても、フルータリアン、果物・野菜食の際は朝1度行けば良かったのですが、玄米食4合に変更しても、朝1回で済みました。
玄米を4合も食べれば、便通の回数も増えるのではと考えていたので、この点は驚きです。
良かった点④ 1年中、安定して購入できる
果物、野菜には収穫時期や旬の時期があり、季節によって何を食べてよいか困ることがあります。
旬の時期でなくても食べれる食材はありますが、値段が高かったり、品質が良くなかったりします。
特に5月~7月にかけて、そのような傾向になりがちです。
しかし、玄米の場合、1年中ほぼ同じ価格で安定して購入できます。
食材を求めて、何軒もスーパーを廻るという手間も省け、特に仕事を持っている人には助かります。
良かった点⑤ タンパク質も摂取できる
玄米100g当たりのタンパク質量が約6.8gなので、玄米4合(約600g)で約40.8gのタンパク質が摂取出来ます。
男性の1日の必要タンパク質量は約60gなので、玄米だけで必要量の約70%近く摂取出来ます。
その為、残りの20gは納豆2~3パック(1パック約7.4g)や豆腐300g(100g約6.6g)で補えば良いことになります。
この量を果物から得ようとすると、相当な量の果物、野菜を食べなくてはいけません。
このように、玄米、大豆製品で1日の必要タンパク質を摂取出来るので、肉、魚、乳製品などの動物性タンパク質に頼らなくても良いのです。
良かった点⑥ お弁当として持っていける
もちろん、お弁当としてりんごやみかんなど果物やさつまいもを持って行っても良いのですが、職場によっては浮いてしまいます。
その点、玄米ならば普通の弁当箱に入れ、違和感なく職場に持っていく事が出来ます。
悪かった点
悪かった点は、ほとんど思いつかないですが、強いて上げれば、新しく炊飯器を買ったことくらいです。
我が家ではこれまで、母親しか炊飯器を使用しなかったので、3合炊きの小さな炊飯器しかありませんでした。
しかし、今回玄米を4合炊くことから、新しい炊飯器を購入しました。
玄米の場合、白米に比べて、水の量が多く必要な事から、5.5合炊きの炊飯器でも玄米の場合3~4合しか炊けません。
製品によっては5.5合炊きでも玄米3合しか炊けない場合もあるので注意が必要です。
玄米食を長く続けていけば悪い点も今後、見つかるかも知れませんが、現在、思いつくのは、この事くらいです。
まとめ
今回はフルータリアンを3か月経験し、その後、果物、野菜中心の食事を4年5か月続けた私が、玄米食を導入してみて、良かった点、悪かった点をまとめてみました。
もちろん、これをもって玄米を推奨する訳ではありません。
食生活は個人個人によって状況も違うため、その人に合った食事を取ることが一番大切ですからね。
実際、私自身も、状況によって、フルータリアンから果物・野菜食に変わり、そして今回、玄米食が加わりました。
そして、今後も状況によっては、また食事の内容が変わる可能性もありますからね。
ただ、今回、皆さんの食生活の参考になればと思いまとめてみました。